大学の入学式。それは、高校生から大学生へ、そして社会人へと続く「大人への第一歩」を踏み出す特別な日です。多くの新入生にとって、人生で初めて本格的なスーツを着る機会となるでしょう。

しかし、ここで重要なのは「入学式のためだけ」にスーツを選ばないということです。大学生活では、ゼミの発表、インターンシップ、そして就職活動と、スーツを着る機会が意外と多くあります。

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特に就活では、第一印象を左右する重要なアイテムになります。

この記事では、メンズファッションの専門家として、入学式から就活まで長く使える「賢いスーツ選び」のすべてをお伝えします。これ一本で、あなたのスーツ選びの悩みは解決できるはずです。

この記事を書いた人

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スーツの種類と「万能な一着」の正体

色選びが成功の鍵

スーツの色は、着る場面や与える印象を大きく左右します。新大学生が最初の一着として選ぶべき色は、以下の3つが候補になります。

印象汎用性特徴
ダークネイビー(濃紺)知的で爽やか、若々しさを演出入学式◎
就活◎
冠婚葬祭△
日本のビジネスシーンで最も好まれる色。清潔感があり、顔色を明るく見せる効果も
ブラック(黒)フォーマルで厳粛、落ち着いた雰囲気入学式◎
就活○
冠婚葬祭◎
冠婚葬祭にも使えるが、就活では「やや重い」と感じられることも
チャコールグレー(濃いグレー)大人っぽく洗練された印象入学式◎
就活◎
冠婚葬祭○
落ち着いた雰囲気で、2着目以降におすすめ

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就活で最も無難なのはダークネイビーです。リクルートスーツとしても定番で、業界を問わず好印象を与えます。迷ったらネイビーを選びましょう。

デザインは「2つボタン・シングル」が王道

スーツのデザインにはいくつかの種類がありますが、新大学生が選ぶべきは2つボタンのシングルスーツ一択です。

  • 2つボタン:最もスタンダードで流行に左右されないデザイン
  • 3つボタン:やや古めかしい印象になる可能性あり
  • ダブルブレスト:フォーマル度が高く、若者向けではない

ジャケットのシルエットは、適度にウエストが絞られた「レギュラーフィット」がおすすめです。細すぎるスリムフィットは就活では避けた方が無難です。

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一番下のボタンは留めないのがマナーです。2つボタンなら上のボタンだけを留めましょう。これは「アンボタンマナー」と呼ばれる世界共通のルールです。

結論:最強の1着は「ダークネイビーの2つボタンスーツ」

入学式から就活まで、あらゆるシーンで使える万能な一着。それはダークネイビーの2つボタン・シングルスーツです。無地または控えめなシャドーストライプ(光沢で浮かび上がる縦縞)を選べば、フォーマル度も十分です。


絶対に外せない「サイズ感」のチェックポイント

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どんなに高価なスーツでも、サイズが合っていなければ台無しです。逆に、リーズナブルなスーツでもサイズがぴったりなら、驚くほどかっこよく見えます。試着の際は、以下のポイントを必ずチェックしましょう。

ジャケットのチェックポイント

以下、ジャケットのサイズ確認ポイントを表にまとめました。

部位確認ポイント理想の状態NG例
肩幅ジャケットの肩の縫い目が、自分の肩の端(肩骨)とピッタリ合っているか指一本分程度のゆとりがあればOK大きすぎると野暮ったく、小さすぎると窮屈に見える
袖丈腕を自然に下ろしたとき、手首の骨(くるぶし)が隠れる程度シャツの袖が1〜1.5cm見えるのが理想長すぎるとだらしなく、短すぎると子供っぽく見える
着丈後ろから見たときに、お尻が半分隠れる程度ヒップラインをちょうど覆うくらいが理想長すぎると老けて見え、短すぎるとカジュアルすぎる
胸囲・ウエストボタンを留めたとき、胸とジャケットの間に手のひらが入るくらいのゆとり、背中にシワが寄らないか確認ウエストは適度に絞られているとスマートに見えるゆとりがなさすぎる、または大きすぎる

パンツのチェックポイント

以下、パンツのサイズ確認ポイントを表にまとめました。

部位確認ポイント理想の状態注意点
ウエストベルトをしなくても落ちない程度にフィット指2本が入るゆとりがあればOKきつすぎると座ったときに苦しい
股上深すぎず浅すぎず、自然な位置で履けるか最近はやや浅めの「レギュラーライズ」が主流
裾丈靴を履いた状態で、裾が靴の甲に軽く触れる程度裾にワンクッション(一折り)できるのが標準的<br>ハーフクッション(半折り)だとすっきり見える
太もも・裾幅太ももに適度なゆとりがあるか裾幅は細すぎず太すぎず、バランスの良いテーパードがおすすめ

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スーツ量販店では無料お直しサービスが付いていることがほとんどです。袖丈と裾丈は必ず調整してもらいましょう。体にフィットしたスーツは、それだけで見違えます。


必須アイテム(小物)の選び方

スーツは本体だけでは完成しません。シャツ、ネクタイ、靴、ベルトといった小物が、全体の印象を左右します。

シャツ:白の無地が絶対的な基本

  • 入学式・就活では白の無地一択
  • 淡いブルーやストライプは2枚目以降に

襟の形

  • レギュラーカラー:最もスタンダードで無難
  • ワイドカラー:開きが広く、やや華やか
  • ボタンダウン:カジュアルな印象になるので就活では避ける

生地

  • 形態安定(ノンアイロン)シャツが便利
  • 綿100%は高級感があるが、アイロンが必須

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シャツは最低でも2〜3枚用意しましょう。就活では連日着ることになるため、洗い替えが必要です。

ネクタイ:シンプルで品のあるデザインを

色・柄

  • 入学式:明るめのブルー、グレー、エンジ系
  • 就活:紺、グレー、エンジなど落ち着いた色
  • 柄:無地、ストライプ、小紋などシンプルなもの
  • 避けるべき:派手な色、大きすぎる柄、キャラクター柄

  • 剣先(ネクタイの先端)の幅が7〜8cmが標準
  • 細すぎるとカジュアル、太すぎると古臭く見える

素材

  • シルク100%が基本
  • ポリエステル混紡でも十分(価格も抑えられる)

靴:本革の黒い内羽根ストレートチップ

スーツスタイルにおいて、靴は最も重要なアイテムの一つです。「おしゃれは足元から」という言葉通り、靴選びで印象が大きく変わります。

種類

  • 内羽根ストレートチップ:最もフォーマルで就活向き
  • プレーントゥ:シンプルで使いやすい
  • 外羽根:やややカジュアル(就活ではやや不向き)

  • 黒一択(入学式・就活では必須)
  • 茶色は2足目以降に

素材

  • 本革(牛革)が基本
  • 合皮は安いが、見た目と耐久性で劣る
  • 予算は1.5万円〜3万円が目安

メンテナンス

  • 定期的に磨いて手入れする
  • シューキーパーで型崩れを防ぐ

ベルト:靴と色を合わせるのが鉄則

  • 靴が黒なら、ベルトも黒
  • この組み合わせを守らないと統一感が失われる

バックル

  • シンプルなシルバーの四角いバックルが基本
  • 大きすぎたり派手なデザインは避ける

  • 3〜3.5cm程度が標準

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靴とベルトの色は必ず合わせましょう。これは社会人の基本マナーです。黒のスーツには黒の靴とベルト、というように統一感を持たせることが大切です。


おすすめブランド紹介

スーツを買う場所は、大きく分けて「量販店」「セレクトショップ」「オーダー専門店」の3つがあります。それぞれの特徴とおすすめのお店をご紹介します。

定番の量販店:安心の品揃えとサービス

洋服の青山

  • 全国展開の最大手
  • 品揃え豊富で初心者に優しい
  • 無料お直し、アフターサービスが充実
  • 価格帯:2万円〜5万円

AOKI

  • 若者向けのデザインも豊富
  • 就活応援キャンペーンなど学生向けサービスあり
  • 価格帯:2万円〜5万円

はるやま

  • コストパフォーマンスが高い
  • 機能性素材(ストレッチ、防シワ)が充実
  • 価格帯:1.5万円〜4万円

若者向けのセレクトショップ

SUIT SELECT(スーツセレクト)

  • トレンド感のあるデザイン
  • 2着購入で割引などお得なセットプランあり
  • 比較的スリムなシルエット
  • 価格帯:2万円〜4万円

THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)

  • 青山商事が展開する若者向けブランド
  • おしゃれで機能的なスーツが揃う
  • ビジネスカジュアルアイテムも充実
  • 価格帯:2万円〜5万円

ORIHICA(オリヒカ)

  • AOKIが展開する若者向けブランド
  • スタイリッシュなデザインが特徴
  • 価格帯:2万円〜4万円

【💡豆知識】量販店では学生割引や就活応援キャンペーンを実施していることが多いです。学生証を持参すれば10〜20%オフになることもあるので、購入前に必ず確認しましょう。


「オーダーメイド」という選択肢

最近、20代の若者の間で注目されているのが低価格パターンオーダーです。「オーダースーツ=高い」というイメージは過去のもの。今では3万円台から、自分の体型にぴったり合ったスーツを作ることができます。

パターンオーダーとは?

既製品の型紙(パターン)をベースに、自分の体型に合わせて細かく調整するオーダー方法です。フルオーダーほど自由度は高くありませんが、既製品よりも格段にフィット感が良く、価格も抑えられます。

おすすめのオーダー専門店

KASHIYAMA(カシヤマ)

  • 最短1週間で完成
  • 生地や裏地のバリエーションが豊富
  • 価格帯:3万円〜6万円

SHITATE(シタテ)

  • AOKIが展開するオーダーブランド
  • 店舗が多く、採寸しやすい
  • 価格帯:3万円〜5万円

DIFFERENCE(ディファレンス)

  • コナカが展開するオーダーブランド
  • スタイリッシュなデザインが豊富
  • 価格帯:3万円〜5万円

FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)

  • オンラインでもオーダー可能(一度採寸すればデータ保存)
  • トレンドを押さえた生地が豊富
  • 価格帯:3.8万円〜

既製品とオーダーメイドの比較

項目既製品パターンオーダー
価格2万円〜5万円3万円〜6万円
納期即日〜1週間(お直し込み)2週間〜1ヶ月
フィット感標準的(お直しで調整)自分の体型に最適化
デザイン既存の商品から選ぶ生地・ボタン・裏地などカスタマイズ可能
メリットすぐ手に入る、試着して選べる、実物を見られる体型にぴったり、オリジナル性がある、長く着られる
デメリットサイズが完璧に合わないことがある完成まで時間がかかる、実物を見てから選べない
おすすめ度急ぎの場合、初めてのスーツ時間に余裕がある、2着目以降

【💡豆知識】入学式まで時間がある場合は、オーダーメイドを検討する価値ありです。自分の体型に合ったスーツは着心地が良く、見た目も格段にアップします。就活でも「一段上の印象」を与えられるでしょう。


まとめ:自分を最高にかっこよく見せるスーツで、新生活をスタート

ここまで、入学式から就活まで使えるスーツ選びのすべてをお伝えしてきました。最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。

スーツ選びの黄金ルール

  1. 色は「ダークネイビー」を選ぶ:就活でも使える万能カラー
  2. デザインは「2つボタン・シングル」:流行に左右されない定番
  3. サイズ感が命:肩幅・袖丈・着丈・裾丈を必ずチェック
  4. 小物にも手を抜かない:白シャツ、シンプルなネクタイ、黒の本革靴
  5. 靴とベルトの色は必ず合わせる:基本中の基本マナー
  6. 時間があればオーダーも検討:3万円台から体型ぴったりのスーツが作れる

大学の入学式は、あなたの新しい人生の始まりです。そして、その先には就職活動という大きなチャレンジが待っています。スーツは単なる「服」ではありません。あなたの自信を後押しし、相手に好印象を与えるための「戦闘服」です。

この記事を参考に、自分を一番かっこよく見せるスーツを選んでください。そして、そのスーツに袖を通したとき、鏡に映る「大人になった自分」に誇りを持ってください。

新しい生活が、素晴らしいものになりますように。

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スーツを購入したら、入学式の前に一度は必ず試着してみましょう。当日になって「サイズが合わない」「動きにくい」となったら大変です。歩いたり座ったりして、着心地を確認しておくことをおすすめします。


この記事があなたのスーツ選びの完全ガイドになれば幸いです。素敵な大学生活を!