大学の入学式。それは、高校生から大学生へ、そして社会人へと続く「大人への第一歩」を踏み出す特別な日です。多くの新入生にとって、人生で初めて本格的なスーツを着る機会となるでしょう。
しかし、ここで重要なのは「入学式のためだけ」にスーツを選ばないということです。大学生活では、ゼミの発表、インターンシップ、そして就職活動と、スーツを着る機会が意外と多くあります。

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特に就活では、第一印象を左右する重要なアイテムになります。
この記事では、メンズファッションの専門家として、入学式から就活まで長く使える「賢いスーツ選び」のすべてをお伝えします。これ一本で、あなたのスーツ選びの悩みは解決できるはずです。

この記事を書いた人
プロフィール名 : arutamaru
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- 千葉県在住
- コーデを考えるのが趣味
- 2025/12/1から本格的にファッションブログを開始
- 金欠高校生、大学生向けにおすすめアイテム、コーデ集を投稿
スーツの種類と「万能な一着」の正体
色選びが成功の鍵
スーツの色は、着る場面や与える印象を大きく左右します。新大学生が最初の一着として選ぶべき色は、以下の3つが候補になります。
| 色 | 印象 | 汎用性 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ダークネイビー(濃紺) | 知的で爽やか、若々しさを演出 | 入学式◎ 就活◎ 冠婚葬祭△ | 日本のビジネスシーンで最も好まれる色。清潔感があり、顔色を明るく見せる効果も |
| ブラック(黒) | フォーマルで厳粛、落ち着いた雰囲気 | 入学式◎ 就活○ 冠婚葬祭◎ | 冠婚葬祭にも使えるが、就活では「やや重い」と感じられることも |
| チャコールグレー(濃いグレー) | 大人っぽく洗練された印象 | 入学式◎ 就活◎ 冠婚葬祭○ | 落ち着いた雰囲気で、2着目以降におすすめ |

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就活で最も無難なのはダークネイビーです。リクルートスーツとしても定番で、業界を問わず好印象を与えます。迷ったらネイビーを選びましょう。
デザインは「2つボタン・シングル」が王道
スーツのデザインにはいくつかの種類がありますが、新大学生が選ぶべきは2つボタンのシングルスーツ一択です。
- 2つボタン:最もスタンダードで流行に左右されないデザイン
- 3つボタン:やや古めかしい印象になる可能性あり
- ダブルブレスト:フォーマル度が高く、若者向けではない
ジャケットのシルエットは、適度にウエストが絞られた「レギュラーフィット」がおすすめです。細すぎるスリムフィットは就活では避けた方が無難です。

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一番下のボタンは留めないのがマナーです。2つボタンなら上のボタンだけを留めましょう。これは「アンボタンマナー」と呼ばれる世界共通のルールです。
結論:最強の1着は「ダークネイビーの2つボタンスーツ」
入学式から就活まで、あらゆるシーンで使える万能な一着。それはダークネイビーの2つボタン・シングルスーツです。無地または控えめなシャドーストライプ(光沢で浮かび上がる縦縞)を選べば、フォーマル度も十分です。
絶対に外せない「サイズ感」のチェックポイント

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どんなに高価なスーツでも、サイズが合っていなければ台無しです。逆に、リーズナブルなスーツでもサイズがぴったりなら、驚くほどかっこよく見えます。試着の際は、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
ジャケットのチェックポイント
以下、ジャケットのサイズ確認ポイントを表にまとめました。
| 部位 | 確認ポイント | 理想の状態 | NG例 |
|---|---|---|---|
| 肩幅 | ジャケットの肩の縫い目が、自分の肩の端(肩骨)とピッタリ合っているか | 指一本分程度のゆとりがあればOK | 大きすぎると野暮ったく、小さすぎると窮屈に見える |
| 袖丈 | 腕を自然に下ろしたとき、手首の骨(くるぶし)が隠れる程度 | シャツの袖が1〜1.5cm見えるのが理想 | 長すぎるとだらしなく、短すぎると子供っぽく見える |
| 着丈 | 後ろから見たときに、お尻が半分隠れる程度 | ヒップラインをちょうど覆うくらいが理想 | 長すぎると老けて見え、短すぎるとカジュアルすぎる |
| 胸囲・ウエスト | ボタンを留めたとき、胸とジャケットの間に手のひらが入るくらいのゆとり、背中にシワが寄らないか確認 | ウエストは適度に絞られているとスマートに見える | ゆとりがなさすぎる、または大きすぎる |
パンツのチェックポイント
以下、パンツのサイズ確認ポイントを表にまとめました。
| 部位 | 確認ポイント | 理想の状態 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ウエスト | ベルトをしなくても落ちない程度にフィット | 指2本が入るゆとりがあればOK | きつすぎると座ったときに苦しい |
| 股上 | 深すぎず浅すぎず、自然な位置で履けるか | 最近はやや浅めの「レギュラーライズ」が主流 | – |
| 裾丈 | 靴を履いた状態で、裾が靴の甲に軽く触れる程度 | 裾にワンクッション(一折り)できるのが標準的<br>ハーフクッション(半折り)だとすっきり見える | – |
| 太もも・裾幅 | 太ももに適度なゆとりがあるか | 裾幅は細すぎず太すぎず、バランスの良いテーパードがおすすめ | – |

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スーツ量販店では無料お直しサービスが付いていることがほとんどです。袖丈と裾丈は必ず調整してもらいましょう。体にフィットしたスーツは、それだけで見違えます。
必須アイテム(小物)の選び方
スーツは本体だけでは完成しません。シャツ、ネクタイ、靴、ベルトといった小物が、全体の印象を左右します。
シャツ:白の無地が絶対的な基本
色
- 入学式・就活では白の無地一択
- 淡いブルーやストライプは2枚目以降に
襟の形
- レギュラーカラー:最もスタンダードで無難
- ワイドカラー:開きが広く、やや華やか
- ボタンダウン:カジュアルな印象になるので就活では避ける
生地
- 形態安定(ノンアイロン)シャツが便利
- 綿100%は高級感があるが、アイロンが必須

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シャツは最低でも2〜3枚用意しましょう。就活では連日着ることになるため、洗い替えが必要です。
ネクタイ:シンプルで品のあるデザインを
色・柄
- 入学式:明るめのブルー、グレー、エンジ系
- 就活:紺、グレー、エンジなど落ち着いた色
- 柄:無地、ストライプ、小紋などシンプルなもの
- 避けるべき:派手な色、大きすぎる柄、キャラクター柄
幅
- 剣先(ネクタイの先端)の幅が7〜8cmが標準
- 細すぎるとカジュアル、太すぎると古臭く見える
素材
- シルク100%が基本
- ポリエステル混紡でも十分(価格も抑えられる)
靴:本革の黒い内羽根ストレートチップ
スーツスタイルにおいて、靴は最も重要なアイテムの一つです。「おしゃれは足元から」という言葉通り、靴選びで印象が大きく変わります。
種類
- 内羽根ストレートチップ:最もフォーマルで就活向き
- プレーントゥ:シンプルで使いやすい
- 外羽根:やややカジュアル(就活ではやや不向き)
色
- 黒一択(入学式・就活では必須)
- 茶色は2足目以降に
素材
- 本革(牛革)が基本
- 合皮は安いが、見た目と耐久性で劣る
- 予算は1.5万円〜3万円が目安
メンテナンス
- 定期的に磨いて手入れする
- シューキーパーで型崩れを防ぐ
ベルト:靴と色を合わせるのが鉄則
色
- 靴が黒なら、ベルトも黒
- この組み合わせを守らないと統一感が失われる
バックル
- シンプルなシルバーの四角いバックルが基本
- 大きすぎたり派手なデザインは避ける
幅
- 3〜3.5cm程度が標準

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靴とベルトの色は必ず合わせましょう。これは社会人の基本マナーです。黒のスーツには黒の靴とベルト、というように統一感を持たせることが大切です。
おすすめブランド紹介
スーツを買う場所は、大きく分けて「量販店」「セレクトショップ」「オーダー専門店」の3つがあります。それぞれの特徴とおすすめのお店をご紹介します。
定番の量販店:安心の品揃えとサービス
洋服の青山
- 全国展開の最大手
- 品揃え豊富で初心者に優しい
- 無料お直し、アフターサービスが充実
- 価格帯:2万円〜5万円
AOKI
- 若者向けのデザインも豊富
- 就活応援キャンペーンなど学生向けサービスあり
- 価格帯:2万円〜5万円
はるやま
- コストパフォーマンスが高い
- 機能性素材(ストレッチ、防シワ)が充実
- 価格帯:1.5万円〜4万円
若者向けのセレクトショップ
SUIT SELECT(スーツセレクト)
- トレンド感のあるデザイン
- 2着購入で割引などお得なセットプランあり
- 比較的スリムなシルエット
- 価格帯:2万円〜4万円
THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)
- 青山商事が展開する若者向けブランド
- おしゃれで機能的なスーツが揃う
- ビジネスカジュアルアイテムも充実
- 価格帯:2万円〜5万円
ORIHICA(オリヒカ)
- AOKIが展開する若者向けブランド
- スタイリッシュなデザインが特徴
- 価格帯:2万円〜4万円
【💡豆知識】量販店では学生割引や就活応援キャンペーンを実施していることが多いです。学生証を持参すれば10〜20%オフになることもあるので、購入前に必ず確認しましょう。
「オーダーメイド」という選択肢
最近、20代の若者の間で注目されているのが低価格パターンオーダーです。「オーダースーツ=高い」というイメージは過去のもの。今では3万円台から、自分の体型にぴったり合ったスーツを作ることができます。
パターンオーダーとは?
既製品の型紙(パターン)をベースに、自分の体型に合わせて細かく調整するオーダー方法です。フルオーダーほど自由度は高くありませんが、既製品よりも格段にフィット感が良く、価格も抑えられます。
おすすめのオーダー専門店
KASHIYAMA(カシヤマ)
- 最短1週間で完成
- 生地や裏地のバリエーションが豊富
- 価格帯:3万円〜6万円
SHITATE(シタテ)
- AOKIが展開するオーダーブランド
- 店舗が多く、採寸しやすい
- 価格帯:3万円〜5万円
DIFFERENCE(ディファレンス)
- コナカが展開するオーダーブランド
- スタイリッシュなデザインが豊富
- 価格帯:3万円〜5万円
FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)
- オンラインでもオーダー可能(一度採寸すればデータ保存)
- トレンドを押さえた生地が豊富
- 価格帯:3.8万円〜
既製品とオーダーメイドの比較
| 項目 | 既製品 | パターンオーダー |
|---|---|---|
| 価格 | 2万円〜5万円 | 3万円〜6万円 |
| 納期 | 即日〜1週間(お直し込み) | 2週間〜1ヶ月 |
| フィット感 | 標準的(お直しで調整) | 自分の体型に最適化 |
| デザイン | 既存の商品から選ぶ | 生地・ボタン・裏地などカスタマイズ可能 |
| メリット | すぐ手に入る、試着して選べる、実物を見られる | 体型にぴったり、オリジナル性がある、長く着られる |
| デメリット | サイズが完璧に合わないことがある | 完成まで時間がかかる、実物を見てから選べない |
| おすすめ度 | 急ぎの場合、初めてのスーツ | 時間に余裕がある、2着目以降 |
【💡豆知識】入学式まで時間がある場合は、オーダーメイドを検討する価値ありです。自分の体型に合ったスーツは着心地が良く、見た目も格段にアップします。就活でも「一段上の印象」を与えられるでしょう。
まとめ:自分を最高にかっこよく見せるスーツで、新生活をスタート
ここまで、入学式から就活まで使えるスーツ選びのすべてをお伝えしてきました。最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。
スーツ選びの黄金ルール
- 色は「ダークネイビー」を選ぶ:就活でも使える万能カラー
- デザインは「2つボタン・シングル」:流行に左右されない定番
- サイズ感が命:肩幅・袖丈・着丈・裾丈を必ずチェック
- 小物にも手を抜かない:白シャツ、シンプルなネクタイ、黒の本革靴
- 靴とベルトの色は必ず合わせる:基本中の基本マナー
- 時間があればオーダーも検討:3万円台から体型ぴったりのスーツが作れる
大学の入学式は、あなたの新しい人生の始まりです。そして、その先には就職活動という大きなチャレンジが待っています。スーツは単なる「服」ではありません。あなたの自信を後押しし、相手に好印象を与えるための「戦闘服」です。
この記事を参考に、自分を一番かっこよく見せるスーツを選んでください。そして、そのスーツに袖を通したとき、鏡に映る「大人になった自分」に誇りを持ってください。
新しい生活が、素晴らしいものになりますように。

arutamaru
スーツを購入したら、入学式の前に一度は必ず試着してみましょう。当日になって「サイズが合わない」「動きにくい」となったら大変です。歩いたり座ったりして、着心地を確認しておくことをおすすめします。
この記事があなたのスーツ選びの完全ガイドになれば幸いです。素敵な大学生活を!